~子どもの現場「えぞりすクラブ」の考える「生きるチカラ」とは?~
私たち大人は、生きていくうえで、子どもにたくさんのチカラをつけてほしいと願っています。それ自体は親としては当然のこと。しかし、大人はついつい、そのチカラをより見えやすい形で、さらに結果が出ることを早急に求めがちになってはいないでしょうか?
勉強や運動で遅れをとらないために、技術を習得させるために…いろいろな習い事もいいけれど、「困るといけないから」と大人がどんどん先手を打ってつけさせていくチカラってどうなんだろう?
自分で考える。仲間をつくる。自分の気持ちをきちんと表現できて伝えられる。
相手の気持ちを想像できる。自分や他人を愛せる。困難があっても挑戦できる。
実はこれらはすぐには身につかないし、形として見えづらいかもしれません。しかし、こんな「生きるチカラ」は多くの人とのかかわりあいのなかでこそ育つもの、人生の土台となる学童期に培われるべき大切なものと「えぞりすクラブ」は考えています。その育ちにたっぷりと時間と手間をかけてあげたいと日々とりくんでいます。